空き家放置で税が高くなる!?空き家放置と固定資産税の関係教えます!

2018年12月16日(日)
空き家と税について

みなさん、こんにちは。

空き家も固定資産の一種ですからそれを所有している方は多かれ少なかれ税金を払っています。

しかしある法律によって空き家を放置していると課せられる税金が高くなるのをご存知ですか。

なんとなく空き家を放置したままにしている方は注意が必要です。

今回の記事では「空き家の放置と固定資産税の関係」について解説します。

空き家をそのままにしている方は必見です。

「空き家対策特別措置法」の制定

近年では空き家の増加が社会問題となってきており、政府としてもその対策に乗り出しました。

というのも空き家の老朽化によって災害時の倒壊の危険性が高まったり、不法占拠といった治安悪化につながるからです。

そこで政府が打ち出した空き家対策が「空き家対策特別措置法」なのです。

この法律で規定される「特定空き家」だと判断されると、そのオーナーは特別措置を受けることになります。

「特定空き家」に認定されるとどうなるのか?

この法律で規定される「特定空き家」に該当するのはどのような家屋でしょうか。

法律では放置を続けると倒壊の恐れがあるものや衛生上有害となるものそして景観を損なうものが挙げられています。

もし所有する空き家が特定空き家に認定されるとどうなってしまうのでしょうか。

まず挙げられるのは「固定資産税が跳ね上がる」ことです。

住宅の敷地が200平方メートル未満の場合は固定資産税が1/6倍に軽減されています。

ちなみに200平方メートル以上だと1/3倍に軽減されます。

特定空き家と認定されることで軽減措置がなくなりますから、最大で固定資産税が6倍に跳ね上がることになるのです。

次に挙げられるのは「行政措置の対象」となります。

自治体の方から空き家の改善要求等がなされることになりますが、これを無視し続けると家屋そのものが取り壊されることもあります。

しかももしも取り壊しなんて事態になればその費用はオーナーの負担となります。

ですから特定空き家に認定されてしまったら自治体の改善要求に従わなければならなくなるのです。

まとめ

空き家を放置して「特定空き家」に認定されると固定資産税が最大で6倍も跳ね上がります。

ですからそれに指定されないように、定期的に空き家をメンテナンスする必要があります。

遠方に住んでいるなどの関係でそれが難しい場合は「空き家管理代行サービス」を利用してみるとよいでしょう。

当社では石岡市を中心とした地域で空き家管理サービスを行っております。

空き家管理のことでお困りのことがありましたら、遠慮なく当社までご相談ください。

お問い合わせ

  |