一括借り上げには注意!空き家のベストな管理方法を教えます!

2018年12月16日(日)
空き家の一括借り上げについて

みなさん、こんにちは。

空き家対策として最近では「一括借り上げ」と呼ばれる方法が注目を集めています。

よくCMでもこれを耳にする方も多いと思います。

しかしこれには落とし穴があるので注意が必要なのです。

今回の記事では「一括借り上げ」について解説するとともに、空き家のベストな管理方法について説明していきます。

是非参考にしてみてください。

「一括借り上げ」ってなに?

よくCMで聞く「一括借り上げ」とは何でしょうか。

これは不動産管理会社が空き家すべてをオーナーから借り上げて、不動産管理会社が建物の管理や入居者の募集などを行うことをいいます。

別名で「サブリース」なんて呼ばれることもあります。

CMでよく謳われているのは「家賃保証」です。

家賃保証というのは空き家を借り上げている期間は常に家賃の価格を一定にしますということです。

これまでの説明を見ていると家賃はずっと変わらないし、面倒な建物の管理や入居者の募集まで全部やってくれて良いことずくめだと感じるでしょう。

しかしここには大きな落とし穴があります。

それは実は「家賃が値下がる」可能性があることです。

入居者があまり集まらない場合は不動産管理会社はオーナーに対して家賃の値下げ交渉ができるという最高裁の判例が存在します。

ですから家賃保証といっておきながら、家賃が値下げられてしまうことも中にはあるのです。

これは実は契約書にも記載があるのですが見落とす方も多く、これを巡って業者とトラブルになるケースも絶えず発生しています。

空き家管理代行サービスを利用しよう

ですから安易に管理等が面倒だという理由で「一括借り上げ」を利用するのは非常にリスキーです。

しかし空き家は放置していくと老朽化していきますから、定期的なメンテナンスが必要となります。

そこで登場するのが「空き家管理代行サービス」なのです。

空き家管理代行サービスではオーナーさんに代わって定期的に空き家を訪問し、換気や草むしりなどの空き家のメンテナンスを実施します。

仮に空き家を貸し出す場合でも空き家代行サービスを利用すれば、入居者を募る必要はあるものの自分自身で家賃を提示することができますし管理は代行して行ってくれるためそれに集中することができます。

まとめ

今回の記事では「一括借り上げ」の仕組みや「空き家管理代行サービス」について説明しました。

一括借り上げは家賃値下げのリスクもあるということをしっかりと覚えておきましょう。

空き家管理代行サービスを利用すれば空き家を住居として貸す場合は入居者募集を自前で行わなければなりませんが、自分が設定する家賃で募集をかけることができます。

ですから空き家管理代行サービスについても空き家管理の一手として検討してみてください。

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