急増する空き家の現状と課題について
みなさん、こんにちは。
最近では空き家が急増しているのをご存知ですか。
別に空き家が増えたところで何ら問題ないだいろうと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかしそれは誤りです。
空き家の急増によって生じる課題もあり、それは実は他人事ではなかったりするのです。
そこで今回の記事では「急増する空き家の現状と課題」について解説していきます。
空き家の件数は増加している
放置され続けている空き家の数は年々上昇しています。
2013年における全国の空き家の件数は約820万戸で、空き家率は13.5%となりこれは過去最高の数字となっています。
このデータから日本にある住宅の7戸に1戸が空き家であるという計算になります。
ある試算によれば2028年には4戸に1戸が空き家になるともいわれています。
空き家のうち、破損や腐朽が進んでいる空き家は全国で200万戸を超える数存在しています。
戸建ての空き家のうち昭和55年以前の旧耐震基準にも満たない空き家は全体の約7割も存在するというデータもあります。
ですからただ老朽化が進んでいるだけではなく、耐震の面からも不安の残る空き家が全国に多数存在しているのです。
空き家は多くの問題を抱えている
なかなか想像しにくいことかもしれませんが、空き家が我々の取り巻く環境に大きな影響を与えることもあります。
まず考えられるのは「災害時のリスク」です。
今も述べたように耐震制に不安が残る空き家が全国に多数存在しています。
このような空き家は大規模災害が起これば倒壊する可能性が非常に高いです。
ですから空き家を放置しておくとそのような点において不安が残るのです。
また場所によっては木造の空き家が密集しているところもあります。
そのような場所では大規模災害時に火災が発生すると瞬く間に火が広がり火災による被害に見舞われることもあるのです。
次に考えられるのは「空き家の周囲が不衛生」となることです。
空き家をしっかりとメンテナンスしていないと下水管の劣化などによって悪臭が発生します。
また害虫も棲みつくことになってその周囲で害虫が大量発生します。
ですから空き家の放置を続ければその周囲も不衛生となっていくのです。
まとめ
日本では年々空き家の件数が増加しています。
そして空き家を放置すると災害時に被害が拡大したり、その空き家のみならずその周囲も不衛生となって害を被ります。
ですから空き家問題は決して他人事ではない重大な問題であるのです。
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