空き家を放置するとどうなるの?他人事じゃない空き家問題とは?
最近では空き家が社会問題化しているのを知っていますか。
人口の減少が減っているにも関わらず、世帯数そのものは増加しているのです。
空き家なんて自分には関係のないことだと考えている方も多いと思いますが、実際はそんなことはないのです。
そんな他人事ではない空き家問題について解説していきます。
「空き家問題」ってなに?
アパートやマンションを探すときには「空き家」を探すと思います。
しかしここで問題となっている空き家はそのような空き家ではありません。
ここで問題になっているのはそもそも使われているのかすら分からない空き家です。
お部屋探しするときに出てくる「空き家」は賃貸向けのものですから、きちんとメンテナンスが行き届いているはずです。
しかしそもそも使われているのすらも分からない空き家はメンテナンスも何も施されないまま放置されています。
このメンテナンスがされないまま放置すると、思わぬトラブルを引き起こすのです。
これによって生じるトラブルについてこれから詳しく説明しますが、決して他人事でないのです。
空き家によるトラブル
ではそのようなメンテナンスがされていない空き家からどのようなトラブルが発生するのでしょうか。
まず挙げられるのは「悪臭」でしょう。
メンテナンスがされていないと家屋が老朽化し、それによって悪臭が放たれる可能性があります。
他にも誰も使っていないという理由でごみが不法投棄されると、それが原因となって悪臭が発生することだってあります。
これが慢性化すれば空き家を取り巻くすべての場所で悪臭が漂うこととなり、不衛生な状態が続くことになります。
次に考えられるのは「治安の悪化」です。
とりわけ犯罪の中でも「空き家の放火」のリスクが高まります。
放火魔は空き家を狙って放火することが多いため、その放火によってその近隣まで延焼することだってあり得るのです。
このように空き家問題というのは決して他人事ではなく、それによって自分自身に災いが降りかかってくることだってあるのです。
まとめ
近年叫ばれている空き家問題とはそもそも使われているのかすら分からない空き家がしっかりと管理されていない問題のことを指します。
空き家問題において他人事に感じる方も多いと思いますが、それによって思わぬトラブルに巻き込まれることも十分に考えられます。
ですから空き家をそのまま放置するというのは他人にも大きな迷惑をかけるきっかけにもなるということを覚えておいてください。